足音と環境

ナースの日常

「あなた、足音が静かね。」

夜勤中に患者さんから言われた一言です。

アパートに住んでいるので普段から足音には気を付けているつもりですし、
夜勤中の見回り時なんかは特に、患者さんを起こさないように静かにそーっと歩くように心がけています。

ですが、この言葉をかけていただいたのは夕食直後くらいの、まだそれなりに明るい時間でした。

病院の環境とデシベル

学生の時の基礎看護学で、病院の環境について習いましたね。
室温の適温は○○℃とか、必要照度は△△ルクスとか。

その中に、騒音(デシベル/㏈)があります。

世界保健機関(WHO)が推奨する病院での騒音レベルは、30~35デシベルだそうで、これは静かな会話や鉛筆での執筆音程度だそうです。

では、足音は何デシベルなんでしょうか?

 
 

インターネットで調べたところ、45デシベルとの記載がありました!

これは、共用設備から聞こえてくる騒音としては「大きく聞こえる、気になる」程度、自室内から聞こえる騒音としては「多少大きく聞こえる、通常の会話は十分に可能」程度だそうです。

実際の足音、測定してみた

実際スマホのアプリを使用し、自宅(自ら音を立てない状態で30~35デシベル)での足音の騒音を測定してみました。

普段通り静かに歩いている時はほぼ音がしないため、30~35デシベルでした。

しかし、踵を引きずるような、落とすような歩き方をすると45~55デシベルが計測されました。

55デシベルは、共用設備から聞こえてくる騒音としては「非常に大きく聞こえうるさい」程度、自室内から聞こえる騒音としては「かなり大きく聞こえる、多少注意すれば通常の会話は可能」程度だそうです。

あくまで自室で、裸足で歩いている時の音量です。
実際の仕事中は静かに歩いていても、「きゅっきゅっ」と靴の音が鳴ることはありますし、
反対に踵を鳴らしていてもエアクッションの力で音は軽減されているかもしれません。

どちらにしても、患者さんにとっては「足音も騒音の一つ」となっていることは間違いないですね。

まして、室外から近づいてくる足音は、「病室の中に誰か入ってくるかも」という気持ちにもさせますし、ストレス要因には十分になり得ます。

自分も、患者さんの環境の1つである、ということを改めて考えさせられる一言でした。
静かに歩けているみたいで、良かった。

 

 

※アプリでの測定であるため、正確な値ではない可能性があることはご了承ください

 

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